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maya46の日記

音楽・バイク・戦跡・廃道などを訪ねて遊んだ日記

2022年 一宮再訪編1

とある平日、大先生からTELがかかってきて…

久しぶりに一宮を再訪したいという。

…ということで、大先生の要望により今回は精鋭中の精鋭メンバーが急遽招集された。←毎回同じという意見もある(o^―^o)

で…画像の写真は、時系列ではないですが、まあこんな感じの探索だったということで冒頭にもってきてみました。


2022一宮の1


まずは大先生の行きたがっていた426連隊の連隊本部壕に再訪である。

ちなみにここは426連隊の連隊本部壕ではあるが、これを掘ったのは近衛第3師団の第8連隊大2大隊であり、

その後147師団に引き継がれたものであるということは言っておきたい。

ということで、まずは大先生いつものお掃除からスタート。

2022一宮の2


大変綺麗になりました。

2022一宮の3



内部には、このような緩やかかつ、うねった登り階段が2つある。
2022一宮の4



これは最下層の通路である。
2022一宮の5



そして銃眼。
2022一宮の6

この壕には過去何度かきているが、今回は最高位置の通路の水没水位が低くなっていたので、

初めてここを通りぬけて通路の向こうへ出てみた。
2022一宮の7



出てしばらく行くと、枝でカモフラージュされた交通壕の先に小規模掩蔽部があった。
2022一宮の8



残念なことに小部屋で終わる。
2022一宮の9



さらに先へ進んで行くと、なんと…大きな立坑があるではないか!

しかもかすかに内部へ通じる壕口も見える。
2022一宮の10

深さは5mといったとこだろうか…

良いのか悪いのか、ある程度のゴミ、枯れ枝等でそれなりの足場は確保できそうだ。

さっそく当会の2枚看板のエース(捨て駒ともいう)yakumo氏を呼んできて突入してもらうことにする(・∀・)ニヤニヤ

2022一宮の11



あっという間に降りていく。
2022一宮の12



かすかに開口している壕口に突入。
2022一宮の13



その後パパさんと大先生がやってきて…

お前が行かんでどうするんだ!  全員突入するんだよ!
2022一宮の14


… と、大先生に煽られて突入していくパパさん。

2022一宮の15


続いて今回初参加の超若手あきひさ君も突入。

2022一宮の16


かなりやれますね。

神奈川勢ではyakumo氏の後継者か(⌒∇⌒)

2022一宮の17


本来、俺はこういうのはやらない主義なのだが、大先生の命では仕方なく突入する。

振り返りの画像である。(いつのまにかyakumo氏が上にいる)

2022一宮の18


どうやら中のごみで埋まっていた、最奥の通路に連結していたようである。

2022一宮の19


簡単な略図であるが内部はこんな感じ。

2022一宮RCP図面


一通り見て壕を出る。

その後28Hの砲座掃除をしたりして…

2022一宮の21


お次は一宮の中では、基本中の基本のMG陣地へやってきた。

2022一宮の22


綺麗な階段。

2022一宮の23


Y字通路。

2022一宮の24


ベンチ

2022一宮の25


MG1

2022一宮の26


MG2 
2022一宮の27



毎度の水路でお洗濯。
2022一宮の28



そして昼食も…毎度の房総つけ麺。
2022一宮の29



つけ麺チャーシューを久しぶりにおいしくいただきました。
2022一宮の30



その後は15Hへやってきた。
2022一宮の31


素掘りだけどこの段々がいいですねーー

2022一宮の32



ここでも大先生の壕口掃除が始まる。

2022一宮の33



お次は病院壕入り口。

2022一宮の34


通路を入る。

2022一宮の35


小部屋。

2022一宮の36


ここは乾いていて、なかなかの規模で状態も相当に良好な壕である。

2022一宮の37


特に見どころはこの幅広な長い空間かな…

2022一宮の38


ということでざっくりだが、パート1はこれで終わる。

今回の参加メンバーは、左からyakumo氏、あきひさ氏、パパさん、大先生、俺…の以上5名でした。

2022一宮の39
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  1. 2022/06/09(木) 15:36:00|
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鶴舞再訪と新規探索

またまた久しぶりの更新となってしまいましたが、活動休止してたてわけではなく…

まあ、それなりにやってはいたものの…

どうもこう、更新が面倒でねえ…

かなり途中のネタ没にしちゃってますが…まあそこはご愛嬌というこことで   



2022鶴-1

てなわけで本日は、パパさんの視聴者様情報により突発的に鶴舞を探索することとなりました。

毎度の大網駅で大先生をお迎えし…

まずは大好きなコンビニに寄ります(o^―^o)ニコ  

コラ オッサン! コンビヨッタレや!←このシリーズ復活を求める声が多いのだが、最近先生がコンビニ嫌いになった??




2022鶴-2

本日のメンバーは、パパさんを筆頭に、yakumo氏、のだの人、大先生、クラッシャー金子 と俺の6名。

(急な招集にしちゃーーー よく集まった…暇か?)

2枚看板に大先生+クラッシャーという、いわゆる最強の布陣で臨む(笑)





2022鶴-3
まずは司令部再訪から。

と、思っていたのであるが、探索場所周辺が、日曜の草刈りでじい様軍団多数で、塩梅よろしからず

…なので、まずは前回下調査にて発見済の地下壕を見に行く。

僕たちはただのハイキングだよ~~~ 的な雰囲気をだしつつね( ̄ー ̄)





2022鶴-4

まずはこれ

速射砲系なのか、連絡用の通路なのかは、反対側が崩れて不明であるが作りは素晴らしく状態も良い。





2022鶴-5

振り返り(排水溝もある)


2022鶴-6

その後、尾根筋を西方に向かって探索中に、

ツイッターでお仲間となっていた最近とてもご活躍中の福本氏と山中でばったり遭遇し…

仲間に加えて、本日の本命へ一緒に向かう。


2022鶴-7

あーーーー しまった。

遭遇した時の写真撮っておけばよかったなーーΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

画像は、超ハイテク装備の福本氏のバックショットである。


2022鶴-8

こちらは、久々登場のクラッシャー金子氏。

大先生の意思を継ぐ者として長靴は履かないのである( ̄ー ̄)ニヤリ


1019-9.jpg

えーー

ここで彼について少し説明しておくと、クラッシャー金子氏は2015年5月にやはり現地で遭遇し正式入会。

このブログの視聴者から入会したという異例のメンバーなのである。

でもって大先生より直々に入会ステッカーを授与されつぐ子となったシーンなのである(笑)




2022鶴-9

壕内を探索するメンバー。

内部の詳細はパパチューブをご覧ください。







2022鶴-10

本日の目的だったツルツル斜坑をロープなしで登っていく大先生。


2022鶴-11


20mくらい登って堀かけで終わっていることを確認すると…

2022鶴-12


ツルツル岩盤35度を滑り台のように滑り降りるというベテラン(柱)のなせる技(笑)

2022鶴-13

広い空間ではクラッシャーとパパさんでライトレビューの撮影中。



2022鶴-14

( ̄ー ̄)ニヤリ   泥を落として…

お次は司令部行きます。




2022鶴-15


俺が遅れて入っていったときには既にこの状態(ノ・ω・)ノオオオォォォ-


2022鶴-16

この先30~40m先右にカーブして反対側に抜けていたはずなのに…

斜面が崩れて埋まってしまった模様。


2022鶴-17
画像は(いいかてめーーら! このルートを攻めるからダラダラすんじゃねーーぞ! と講釈中のパパさ)

その後街道添いの尾根筋を探索するも新規発見はならず。

ということでかなり省略系ですが本日はここまで。

2022鶴-18
本日の参加メンバー

後列左から パパさん、大先生、福本氏、クラッシャー金子
前列左から yakumo氏、のだの人  俺
  1. 2022/05/13(金) 15:22:00|
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300人壕の立坑

新年あけましておめでとうございます。

今年もメンバー一同よろしくお願いします。

…ということで、いまさらですが年末最終キャンプ~の2021最終探索を短くアップします。

まずは、探索前の前夜祭ってことで、ちょいちょい利用する夷隅でのキャンプの様子。

今回は久しぶりにマツさんが登場。

2021LAST-1.jpg



今回は隊長の持ってきたタープの中で試験的にやってみることになりました。

それぞれのポジションは画像の通り。

2021LAST-2.jpg



つまみの焼き鳥片手に、尿瓶でビールを飲むマツさん(o^―^o)ニコ

これをやってみたかったんだそうな…

2021LAST-3.jpg


このメンバーだと、毎度の如く…

ほんと…   しょーーーもない話で盛り上がります(笑)

内容は…     とても聞かせられませんΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン


2021LAST-4.jpg



ということで翌朝の風景。

早々に撤収し…

2021LAST-5.jpg



再び300人壕へ挑む…

2021LAST-6.jpg



今日の目的は300人壕の立坑の外からの位置確認と、決6664の彫り込みの再確認及び

その周辺の再調査である。

2021LAST-7.jpg

最初の目的は立坑の外側からの位置を確認すること。

作戦はというと、いたって単純(o^―^o)ニコ

yakumo氏が監視所立坑から単身降りて、外部と通じている立坑の突端で、外に向かって大声で叫び、誘導するという

シンプルそのものである。

そんなもん声出さなくてもすぐに見つかりそうなものだと思うでしょうが…

急斜面+草、灌木が凄くてなかなか苦戦して、そう簡単には見つけられんのですよ! …

上着を忘れてきたyakumo氏は今日は赤トレーナーで攻める。


2021LAST-8.jpg




このくらいの立坑だとノーロープでさくっと降りてしまう。


2021LAST-9.jpg


程なくしてyakumo氏の声が想定ポイントよりかなり左寄りで、さらに上方で聞こえる。

即座にその場所に急行したところではあるが、いかんせん急斜面の上りでなかなか

たどりつけずかなりの時間を要するも、ようやく急斜面にポッカリあいた穴を発見

2021LAST-10.jpg




上からのぞくとこんな状況、自分いる位置から内部のyakumo氏のいる高さまでは2.5~3mといったとこだろうか…

で、その下の壕までが目測10m程度

2021LAST-11.jpg





参考までにこの300人壕と、上の監視所との関係をかなり簡単ではあるが略図で示してみた。

落差3m程度の複数の立坑と折り返しの坑道の連続で下部の300人壕へと連絡している。

壕の構築にあっては203連隊直轄の作業中隊を主として構築されたようだ。

2021LAST-12.jpg




その後の周辺調査では、小さめの地下壕を一つ発見。

2021LAST-13.jpg



坑道はなかなかの状態であれど…

2021LAST-14.jpg



出口付近は崩落…

交通壕なのか、掩蔽… 銃眼…  判別不明であるが、位置的には銃眼か…

2021LAST-15.jpg


その後、連隊旗の待避壕というものを探しに向かうも、既にコンクリートで覆われており

残っているのは、ちょっと変わった防空壕的なもの…

2021LAST-16.jpg


こんなものばかり…

2021LAST-17.jpg



最後に壕内で確認できた決6664の彫り込み(不鮮明ではあるが)
2021LAST-18.jpg


マツさんと、隊長が先に帰ったので最後に残ったメンバーで2021年最後の記念撮影。

2021LAST-19.jpg

2021年は、かなり成果のある年でした。

ということで、2022年も気合の攻めでいきたいと思います。
  1. 2022/01/06(木) 15:15:00|
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大多喜4回目の午後(ちょいネタ)

前回の続きです。

300人壕発見の後は…

これまたおなじみのラーメン店にて、遅~~~~いお昼ごはんとなりました。

renaf-1.jpg


これは大先生が注文した塩バターチャーシューである。

実にうまそうっすねーー(⌒∇⌒)

俺も今度は塩食うかな~~~~(・∀・)ニヤニヤ

renaf-2.jpg


てなわけで、満腹軍団の食後は基本ポイントのコンビニへ戻り、しばしのコーヒータイムを楽しみながら

残りの時間の予定について話し合う。

ちなみに、のださんは用事があってここでお別れしました。

renaf-3.jpg

さて…で、残り少ない時間は何をするのかというと…記録には

南西に500mの地点に連隊砲陣地を作った。

侵入口は山裾に、射撃室は山の中腹に開け、見事な背射陣地となった!


…という(⌒∇⌒)

以前より気になっていた、崖の水没壕へ突入しようじゃないかって、いう事になり…

久しぶりに大先生がアレをやるんじゃないか!?

てなことで、一同その瞬間を見逃してはならぬぞ!

…と、気分はワクワク&ニヤニヤで現地へ向かうのだが…( ̄ー ̄)ニヤリ


renaf-5.jpg



これがその崖の穴となります(o^―^o)ニコ

路面から6~7mといったところか…

renaf-6.jpg


けっこう危ないっちゃ~~~、危ないんですが…

そのレベルは人によって違うわけで… 僕的には全然行けると思って提案したのですがね(笑)

崖の側面途中から、垂れ下がった倒木の根っこに掴まれば全然行けちゃいます。


renaf-7.jpg


これがその内部。

奥のほうは完全水没となっておりますが、射撃室ちょい後方から左方向に延びる、推定

観測室方向には、なんとか行けそうな感じである。

このあたりまでなら水深も膝上レベル。

renaf-8.jpg

さあ!  それでは先生お願いします!

…と、言おうと思ったんですが、先生は崖の途中で断念したらしい…Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

こんなん滑って落ちたら大怪我すんだろうが!

…と、かなりご立腹 (せっかく水の呼吸、一の型がみれると思ったのに…(´;ω;`)ウゥゥ)

けっきょく攻めてくれたのは、我が会きっての、切込み隊長のyakumo氏である。(別称、捨て駒)(⌒∇⌒)

状況を確認し一旦車へ戻ることとする。

renaf-9.jpg

替え入り際の射撃室内部からの撮影。

これが連隊砲射撃室から見た外の景色である。(何の砲が配備の予定だったかは不明)

renaf-10.jpg




ウエーダーに着替えて再突入を試みるyakumo氏。

ちなみに、自分はウエーダーを忘れてきてしまったので、本日はyakumo氏単独でお願いした。

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観測室に無事到達し、観測口から顔を出すyakumo氏。

renaf-11-1.jpg







以降はyakumo氏撮影の画像になります。

yakumo氏撮影による、射撃室。

メイン坑道は下り勾配で山裾にあるため完全水没している。(開発により山の裏側が削られてしまったため)

この山裾へ向かう坑道がどのような構造で、どの程度の延長なのかが気になるところだ。

renaf-12.jpg




これが推定観測室への入り口である。

renaf-13.jpg




ビンゴ!

やはり観測室だったようだ。

renaf-14.jpg




観測室接近画像。

聞いた話によると四畳半くらいの広さだったそうだ。

renaf-15.jpg






入ってきた坑道の振り返り。

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ということで、いずれまたこの付近も探索してみたい。

大網駅で解散となった。

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  1. 2021/12/02(木) 16:08:00|
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大多喜4回目(300人壕ついに発見!)

前回の探索からほんの数日経過したとある平日…

のださんよりメールがきた。

(⌒∇⌒)以降はのだメールである。

どんも~~ のだです。

あの後ちょっと時間できたんで、あの先の探索をしてきましたーーー

…想定していた付近には何も見つからないので、尾根に登っていったところ、

立坑を発見しました。

…で…付近に入れそうな入り口探したところ、壕口らしき入り口は発見したんですが、狭くて入れません…

立坑一人で入って出れなくなったらヤバイので降りませんでしたーー

要スコップです~~~


以上が、かなりアバウトだがメールの内容である。

なにーーーー  立坑だと~~~~   今月は忙しいと言うたやんけ!

とは、言ってみたものの、居ても立っても居られなくなるのが人情ってもんですがな(・∀・)ニヤニヤ

よーーーし、こうなったらいっちょう今回でケリつけたろうじゃねーーかってことで、

今回で決めるぞ! 目的達成まで山を降りない!  …泣き言なし!

という気合の精神で探索主力を緊急招集した。

招集に漏れたメンバーには申し訳ないが、次回のご案内ということでご勘弁いただきたい。

まずは作戦会議、本日の進入ルートの選択である。

この付近の山は尾根に到達するまでが、なかなかハードで前半で結構な体力を奪われるため、

ルート選択も重要で様々な意見が出されるものの…

雨の前回同様に、…精神主義の【〇〇パール作戦】もどきのルートを強く主張する、

パパゲーノ氏に押し切られた形となって、最短ではあるが、ブッシュをかき分けての

強行突入となった(笑) ←あとでまた嘘を書くなと言われそう。(・∀・)



300N-1.jpg




ということで準備も早々に山へと入る。

今回は、のださん発見の立坑周辺の探索に集中するため、途中寄り道なしで一気に目的地へと向かう。

300N-2.jpg



40分ほどで目的の立坑へ到達する。

底に土砂が堆積しているので思ったよりは深くない3~3.5といったとこだろうか…

300N-3.jpg



多少の足掛かりがあるし、ロープいらないっしょ!

…と、さっそく切込み隊長(捨て駒)のyakumo氏が降りていく(⌒∇⌒)

300N-4.jpg







あっという間に底に降りて、偵察開始…

300N-5.jpg




ほどなく、yakumo氏の声が響いてくる。

スゲー、スゲー下にずっと行ってるよこれ!

なんか螺旋階段みたいな感じ…
300N-6.jpg




ということで立坑に内部に全員突入。

どうやらここは、監視所らしい。

観測窓は南に2箇所、北に1箇所、東に1箇所となっているのだが、あいにく自分は測量に専念

していたため写真を取り損ねてしまった。

まあ、時期にyakumoブログ、またはパパチューブで見ることができると思うのでそちらを

楽しみにお待ちください。

300N-7.jpg




そして、いま降りてきた山頂からの立坑とこの部屋との中間にあるのがこの斜坑である。

覗き込むと、激狭で粗削りな坑道が、ねじれるように下方に向かっているのが確認できる。

300N-8.jpg


自分は、本来こういうのは得意ではないのだが、測量のため仕方なく…

8mほど斜坑を滑るように降りていくと、今度は立坑3mが表れた。

300N-9.jpg






かすかに足掛かりがあるので、背中を壁に押し当て、突っ張って体を支えながら、

yakumo氏が先行して降りていく。

こういうのは慣れない人はやらんほうがいいだろう。

300N-10.jpg






無事に降り切った。

300N-11.jpg






下から上を見るとこんな感じだ。

300N-12.jpg




危ないから測量はあきらめては?

との意見もあったが、ここまできて諦めるわけにはいかない(⌒∇⌒)

恐怖に震えながら、俺も頑張ってついていく。

300N-13.jpg


このような工程を2度繰り返すと、今度は比較的フラットで歩きやすい

坑道となり、何度かクランクを繰り返すとその先に外光が見えた。

300N-14.jpg




yakumo氏が、あまり近寄るとここはヤバイと言っている。

300N-15.jpg




また立坑である。

今度は8mはありそうだ。

300N-16.jpg





上もあいてはいるが、手は届かない。

下に降りるにも、ロープ無しで底の状況も確認出来ていないため、ここから

降りるのは断念し、一旦上へと戻ることにする。


300N-17.jpg





作成した内部図にて、8m立坑の方向を特定してのださんと、yakumo氏が尾根から降りていく。

しばらくすると、のださんより地下壕の入り口発見の無線連絡が入る。

意外なことに立坑発見ではなく、地下壕入り口発見だ。

300N-18.jpg





遠くに光る、懐中電灯点滅に導かれ全員が壕口に集結する。

300N-19.jpg





もちろん、まずは捨て駒のyakumo氏投入だ(o^―^o)ニコ

300N-20.jpg



これはまたまた測量せにゃならんと思い、リュックから筆記用具を取り出していると先行して入った

メンバーより、デカイ!   …とか、スゲーーとか…

様々な声が聞こえてくる。

たしかにパッと見てもこの作りは、そこそこの規模であろうことを思わせる。


300N-21.jpg





入って十字路を左方向へ進むと、8mほどでまたまた小さな十字路となり左は埋まりかけの別の

進入口となり…


300N-22.jpg





右はさらに奥へと延びている。

300N-23.jpg





右奥へここも8m進むと天井の高い空間が表れた。

これは凄い。

この部屋を左に20mほど進むと突き当り。

300N-24.jpg



さらに左へ28mほど同じような空間が続いている。

途中右へと分岐1箇所、突き当りには狭い通路が奥へと延びている。

300N-25.jpg


これは、先ほどの山頂から降りてきた最後の8m立坑を見上げたところだ。

やはりこの地下壕に通じていたのだ。

いやしかし…これは凄い陣地だ。

麓の壕から、山頂の監視所まで、全く外に出ずに移動できる

坑道を本土で構築しているとは、思いもしなかった。

当時はおそらくこの8m立坑に梯子がセットされていたのだろうと思う。


300N-26.jpg









画像は広い部屋の突き当りの細い坑道を測量中の自分である。

この坑道もこの地域特有のクランクをしており、出口付近は意図的に坑道の天井を低くし…

300N-27.jpg




さらに…

1.5m程の立坑段差を設けるなどして、容易に敵が侵入できないようを創意工夫しているように思える。


300N-28.jpg



画像は坑道を抜けた山の中腹への出口である。

300N-33.jpg





最後に、まだ書きかけではあるがこの陣地の測量図を見ていただきたい。

山頂の監視所と、麓の壕は斜坑、立坑の組み合わせで、外に出ずに山頂まで連絡している。

また山腹に出る坑道と、尾根の反対がへ出る坑道(出口埋没しているが)

よくぞこのような複雑なものを作ったと感心するばかりである。

思えば6年前に、木場大尉の回想録に登場する監視所へ通じる壕…

300人の兵隊と弾薬を収容できる壕を作ったとの記録を目にしながら、その存在を確認できずに

いたのだが、まさにこれだと確信!

ようやくこれで大多喜編も一区切りついたといったところであろうか(⌒∇⌒)

300N-29.jpg






あとになってわかったのですが…壕内には決6の文字が彫り込まれていたようです。(yakumo氏撮影)
IMG_iz58us.jpg




帰路につくメンバー。

かなりへとへとでした。

300N-30.jpg




本日のメンバー

後列左から  のだの人   yakumo氏

前列左から パパゲーノ氏  俺(maya)  きへい、マンチカン帝国、大先生

300N-31.jpg

今回で一区切りはつきましたが、大多喜編はまだ続きます。

急な招集に集まってくれたメンバーに感謝(⌒∇⌒)(⌒∇⌒)
  1. 2021/11/18(木) 14:30:00|
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プロフィール

maya

Author:maya
1965年 千葉県成田市生まれ

音楽・バイク・戦跡や廃道などが好き。
古き時代のものが好き。
最近では戦跡探索に熱中しております!(  ̄ ̄ー ̄ ̄ )

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