夷隅の新規発見で、今回の目標を達成したため、あとはyakumo氏がお休み期間中に発見した
御宿の山頂付近の壕へ向かう。
とりあえず山頂だけ見て、下の小物二つは省略でいいだろ…
キャンプ明けとあって、体力もそろそろ限界、これで撤収のつもりだ。

さくっと到着。
前回発見した推定(銃眼)へyakumo氏が早速入っていくのだが…

え、実はこの銃眼がですね…
結論からいうと…
この後の数々の発見により、これが監視所である可能性が大となるわけです。

yakumo氏の出てくるのを待って… では撤収…と、一旦は車に戻ってくるものの…
この下何かありそうだな! …と、yakumo氏が斜面を降りて行ってしまった。
現在の心境からすると、おいおい! もう終わりだよ!
まさか… 見つけねーーよな… もう動きたくねーよ …であるが…
マシーンyakumoくんは疲れを知らないのである(笑)
その後まもなく…
地下壕発見しましたー! …と、トランシーバー越しのyakumoくんの声が…
マジかよ!

ひえーーーーΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
の心境であるが…
早く来い!
とのことなので、今一度気合を入れて、岩がゴロゴロの荒れた古道らしき九十九折れをおりていく。

到着。
これっすか! 小さい?
入り口は3つ… 貯蔵系?

1番目の入り口は、コンクリートで塞がれており、まあ、無理して入れなくもないのだが、
今日はもうやる気がない。
さすがのyakumo氏も断念。
というより、当初は小さめの貯蔵庫(弾薬庫)などではないかと思っていたのだが
この後の発見の関連から、これが中隊指揮所壕である可能性が高くなった。

これは2番 3番の壕口から侵入可能な部屋の内部である(左側)

この部屋から、右の壕へ入ろうとするも、内部の通路もコンクリートで塞がれており
進入は厳しい状況だ。
なので、見える範囲のみ最後の図に記録してみたが、壁にいくつかの棚が確認できる。
左側は見える範囲が限られるので、想像で書いてみたが、もしかしたらもう少し奥が
続いているのかもしれない。

先行するyakumo氏がさらに発見。

今度は何だ?

中から外を見る。

内部は軽く水没。
単純な長方形の部屋である。
これは関連性から糧秣庫と推定に至る。

そしてさらにyakumo氏が井戸を発見。

画像にはないが、この後は小規模な同じような単純壕が出てくるのである。
次々と現れる壕にyakumo氏が飛び込んでいく。
自分とパパさんが疲れて、へたり込んでいると、ここは見たほうがいいですよ!
…と、yakumo氏

なんと炊事壕なのである。
りっぱなかまど×2なのである。
当然下には薪をくべられるように、くりぬかれて、左右連結されている。

塞がれているが、上に抜ける煙突のくりぬきもある。

パパさんの実況も熱が入っている(笑)

最後にこれらの関連性を示す、位置関係図を書いてみた。
今までの経験から、3人で協議し…このように推定してみた。
以上で今回の探索記録を終わりとする。

今年の冬の目標は、さらなる御宿拠点の発掘と、君津鍋石拠点の続き(あちら側)さらには、52軍司令 重田中将閣下
ご視察の四方木拠点の発掘を計画したい。
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- 2020/10/15(木) 17:35:00|
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9月も終わりかけた頃、まるまる一月離脱していたyakumo氏より連絡が…
涼しくなってきたし、そろそろやりたいです!
ということで急遽キャンプすることになりました。
場所は夷隅川の河口ですな…(当初の予定場所が工事で入れなかったためΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン)
ここ…以前はキャンプするやつなんていなかったのに、久々に来てみたら…
あらららら… けっこういるじゃん… ってな感じで。

とはいえ、奥のスペースはガラ空きだったので、難なく場所ゲット。

とりあえず火は起こしてみたものの、暇だし腹も減ってきた。
冷えたビールで きゅ~~~~っと いきたいとこではあるが…
俺…酒は飲まないしね…(飲むと頭が痛くなる) ちなみにyakumoくんも飲まないのです。
飲むのは、例の
名前を言ってはいけないあの人だけです。
皆さんなかなか来ないので、先にこんなん頂いてしまいます。
ちょこちょこと新規で現れる、キャンパー多数だが、こっちに来るなと、熱い視線で見ていると
皆さん、ほかに行ってくれます(笑) ←ガン飛ばし

日がどっぷり暮れた頃yakumo氏が合流。

そして、いまや時の人となった(⌒∇⌒) ユーチューバーの先生も合流。
ということで、今回はこのメンバーで臨みます←っていうか、ほぼ毎回同じじゃねーかって意見もありますが…
それにしても… 皆さん装備がとっても充実してきましたねーーーー テント、寝袋、灯類、調理器具諸々…
ま、新しい装備を試すのも楽しみの一つであったりもするんですがね。

今回の主食はyakumo氏の持ってきてくれたこの肉1㎏
これの前に焼き鳥を数本食ってましたけどね。

それと、メインはですね。
〆のこのラーメン。
チャーシューは昨夜、自作で煮込んできたものです。

スープはパパさんご自慢の自作の激うまスープ、激うまスープで大変おいしくいただきました。

ゆっくりめの朝 7:00
yakumo氏とお揃いで購入したツーリングドームテント。
その奥のオレンジのネイチャーテントで、目下爆睡中の名前を言ってはいけないあの人である。

早々に片付けて、朝飯中のyakumo氏

寝起きのパパさん
コラオッサン!
何喰ってるんじゃ~~
朝は、マックおごるって、いうたやろうが~~~~ …と、パパさん
ついてこい! この貧乏人どもめが~~~! …と。言っていたような気がする。(笑)

ということで、
株主優待券発動!金持ちパパさんのおごりで朝マックやーー!
ちなみに金持ちのパパさんは金があまって腐っているらしく、うんこのケツ拭くのも1万円札だとか…
(嘘を書くなと言われてますが、嘘ではありません自分の都合のいいように解釈しているだけです(笑))
で、会議の結果 本日のメニューが決定。
佐室付近~新田野~いすみ~御宿 こんな感じですべて新規を狙っていきます。

まずは、ウオーミングアップ yakumo氏が前回見つけていた3つ目のMG陣地に向かう。
ほんとは行かないつもりだったが…yakumo氏が駐車場から3分というのできてみたが…
yakumo氏の言う、駐車場から軽く3分というのを間に受けてはいけない(笑)
yakumo基準の3分はかなり堪えるのである。

ここまで登ってくるのにもう、ハー ハー ゼー ゼー もんですよ。
で、これが3つめ…

3つ目が一番坑道延長が長い、20mくらいだろうか。

なかなかいい感じのうねり具合だ。

最初の2つと作り自体はほぼ同じかな。
壕口からの射撃方向を見て、なるほど…
これで十字砲火なわけかと、合点がいく。

山を下りてお次は新田野地区へ… 新田野90%いくぜ!
引き続き第1機関銃中隊の痕跡を追うのだ。

いかんせんけっこうな荒山である。
しかも、想定範囲が広すぎるので、エリアごとに少しずつ潰していくしかないだろう。
ちょっとでも手がかりが欲しかったが。

絞ったエリアを分散して散策したものの…

めぼしい発見もなく、今日のところはこれで引き上げることする。
とにかく蛇の多い山でしたわ。
マムシがいっぱいおったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
んーーー、朝一から 攻めて、攻めて! …不発だと若干テンションが下がるんよね…
計画をちょこっと修正しようかなーーー などとも考えたが…
yakumo氏の主張はひたすら攻めの1本である。
ヒエーーーっ ってな感じで(笑)
はよおっさん 次に連れていけやーー!
ってなもんですわ。

じゃーーー、仕方あるめーーー どうなるかわからんが勝負の夷隅50%いくぜ!
ここも範囲は広いが、とりあえず目標としていた場所に向かってみる。

山に踏み込んでまもなく
んーーーーーーーーー? ? ?いきなりぽっかり
これは廃隧道? 道にあるちょっと古いもの発動か??

いや…
ちっ、ちっ、地下壕だーーーーーー!でかいぞこれ! 雰囲気でわかる。

なんだこれ⁉

ゴミが突っ込まれたいくつもの部屋。
幅広な坑道

…で 何? この吹き抜け的な空間は⁉

主坑道の末端は砲室の模様、砲側庫もある。
先端は崩れたらしいかな…

その右後方、から延びた登り勾配の先は⁉

ここも砲室だ!
しかも、真後ろと脇に砲側庫。

さらに坑道を進と銃眼!

左後ろの延びた坑道の先はまたまた銃眼。

海だ。 しかしなぜこんな場所に(・・?
完全なる水際陣地だが…(その理由はあとでわかる)

上ってきた坑道を下る。

水際でこれだけ色々揃った陣地も珍しいのではないかと、一同テンションはハイである。

最後に隠し部屋のような通路の先にあった推定観測室につながる坑道。

ズリがいっぱいだが部屋の状態自体は良好だ。

帰り際に気が付いたが主坑道の天井には木の埋め込みが残っていた。

最後に、おおよその歩数と感覚で内部の状況を書いてみた。
入ってすぐ右 ※陸軍には珍しく、トイレらしき壕が存在した。
さて… この後の第2部もまたまた新規発見です。
- 2020/10/10(土) 12:53:00|
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はいっ(o^―^o)ニコ またまたあいてしまいましたが、ボチボチやってました。
まあ…それぞれの青春ですよ!
…ってな感じで、なんか盛り上がってきましたねーーーー(笑)(笑)←個人的に…
歴史は繰り返す!←ですよ。
なんかいずれ凄いことになりそうで…
いいぞ~~~! やれ! やれ! ってな感じですわ(⌒∇⌒) … (あくまで個人的な楽しみ)
てなわけで、少ーーーし、づつですが更新していきたいと思います。
急遽、前回の御宿の続きをやることになり、今回は久々のレジェンド降臨である(のだの人)(⌒∇⌒)
怖いおじさんのyakumo氏は今回は欠席です。(9月は仕事で全キャンセル)

余談ですが…実はパパさんTUBEで良く言われてる怖いおじさんってのは、自分と、yakumo氏だけではなく
本当はもう一人おるんですよ(笑) ハンドルネームにヤのつく人。 ヤクモ マヤ
ヤッシーいずれまた登場すると思われる。
ってなわけで、朝一から精鋭のスコップ隊出動。

で、掘り始めて間もなく…
あれっ、狭くね? って、なって…
これ銃眼?

ってことは繋がってたんかね?
再び突入。

あーーーーー
やっぱり… そうだったんかーーーーーΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

あいてます。
yakumo氏になんで入らなかったのって?
言われたばかりなんすよねーーーΣ( ̄ロ ̄lll)

てなわけで、ちょっとガッカリΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
気を取り直して、山頂を目指すも、めぼしい発見特になし。

しゃーないので、今度は別ルートで九十九折れルートを下っていく。

そして何か見つける。

こんなんが二つ。

とても状態は良いが、2.5×5mくらいの小さな空間が2つ

その後特に発見もなく下りきってしまう。

下ったら今度は登らねばならない。
上りは遊歩道で。

この遊歩道の側面が、また穴だらけ…民間防空壕デカイの多数は省略。

山頂で小休止。
ここもテント張れそう(⌒∇⌒)

景観は抜群である。

次に向かったのは勝浦興津地区。

前回紹介した大隊本部機能を備えた1中隊主力陣地だ。
唯一の入り口。

かなり荒っぽい仕上がりの主坑道、カーリットを使用したからなのか。

推定、大隊長室。
当時は、この入り口に木製の扉がついていたような痕跡がある。

棚の木枠も残っている。

これが20㎝ほど水没した一番広い部屋。
木箱がいくつも散乱。

上りの通路は堀かけで終わる。

鉄の扉はあかない。

この水没の先はどうなっているのだろうか?
のださんが言うには、風が抜けてくるとのことなのでどこかにつながっているのかもしれない。

これが内部の測量図である。

測量を終えて無事脱出。
ここが崩れたら、脱出は不可能となってしまう、怖----い、場所なのだ。

ということで遅い昼飯。
本当は勝タンが食いたかったのだが、どの店も、今までにないほどの行列で断念した。

大勝軒のチャーシュー麵。
まあまあ旨かった。

そして小浦隧道。

入り口付近の2つの壕を確認しにきた。

掘り方は完全に軍の掘方だ。

何もない海岸に向かうために、なぜにこれ程の規模の隧道が必要だったのかが少々疑問である。

で、これがパパさんの行きたかった穴。

先端が波の浸食で崩れたらしく、用途が何だったのかは、不明だ。

ここでのネタもいずれパパTUBEで見れるはずだ( ̄ー ̄)

今度は、砂浜に降りて確認。

あいてますね。
この右側の穴はなんだろか?
って、ことになり…入り口を探すことになる…

しかし… 状況は草ボーボー…

篠竹ボーボーである。
うわ(+_+) 僕こんなとこ入るの嫌やわ~~~~~~。
…と、言って躊躇していると。
今日は死なない程度に暴れる!
…と、言っていた、レジェンド のだ名人が攻める。

さすがレジェンド(⌒∇⌒) パチパチ👏
攻めて突破口を切り開く。

おお!
だけどこれは…???

水路? または地下壕(改)水路?

かなり疑わしいが…
これが今日の成果である。

ちょっと物足りないが、まあ仕方ない。

次回、いすみ市90%編にご期待ください。
- 2020/10/08(木) 15:45:00|
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